皆作祭（かいさくさい）

6月26日に皆作祭が開催されました。この祭りは田植えの終了を神様に報告する祭りで「さなぼり」（早苗ぶりの訛り）または植満祭（うえみてさい）などと呼ばれる地域もあります。以前は、この祭りの後に農作業の疲れを癒すため温泉に湯治にでかけていたそうです。現在はそんな風習もなくなりさびしい限りです。葛原地区でも年々農家が減少していますが、なんとか後継願いたいものです。苗の植えられた田んぼには心地よい風が吹きわたります。この風景が温暖化防止にもなるのになーと思いつつも今ではどう仕様もありません。いつか境内に田んぼを作り、神主が神祭りとともに稲つくりを後継していくということが私の小さな願いです。