第13回清麻呂寄席
御鎮座1200年祭を終え、しばらくボーっとしていたのですが地域の方々に心やすめの何かできないかと思い、5月に行ってきた清麻呂寄席をやろうと北九州公演中の柳亭燕路師匠にお願いして急遽寄席を開催いたしました。約50名(ちょっと少なかったですが)の落語好きが訪れてくれました。
まず、二つ目の柳亭市弥さん。根多は「元犬」、毎日神社を参拝する犬のしろが人間に生まれ変わる滑稽噺。地方公演では前座の仕事の「めくり」や「高座返し」も二つ目さんがやってます。
次に燕路師匠の「お菊の皿」ご存知の怪談番町皿屋敷のパローディ話。お菊の出に神社の太鼓を叩き(どろ)雰囲気はバッチリ。
次に、林家二楽師匠の「紙切り」。客席からの「葛原八幡神社で紙切りをやっている二楽師匠」というお題も・・・
見事、うまいもんですねー。やっぱりプロ。
最後に再び燕路師匠の「妾馬」、別名「八五郎出世」。ほろりとさせる人情話でお開き。約1時間半の公演でしたが内容はタップリ。やっぱり落語はいいなー。突然思いついての寄席でしたがちょうど公演が開いていたのが4月4日。そこでこの日程にしたのですが、この日は太陽暦に直しての清麻呂公の命日。清麻呂様も大いに笑ってくださったかなー。