アサギマダラがやってきた。
今年も忘れずにやってきた「アサギマダラ」。最近は随分と周知されるようになりましたがこの蝶が渡りをし、境内のフジバカマの花にたどり着くまでどんなことに遭遇しているのだろうかと思うといとおしくなります。そっとながめていると掌にとまらんばかりに近づいてきます。いろんな苦難を乗り越えて渡ってくるのだろうそのため警戒心が強いのではないかと思っていましたが優雅に飛び、人にも近づいてくる様を見ると案外楽しんでいるのかもしれないなーとも思えます。因みに「アサギマダラ」のアサギは浅黄と書き我々神主のつけている水色っぽいの袴の色を「浅黄色」と呼びます。
境内に咲く「ムラサキシキブ」と「ミズヒキ草」。そっと咲く野草が好きですがそれぞれに日本らしい名前がついていいるのです。20年ほど前、幼稚園の園長をしていて子供から草花の名前を問われ知らないと恥ずかしいなーと思い、周辺の雑草や野草の写真を撮り図鑑で名前を調べて「園長版植物図鑑」を作ったことがあります。おかげでどれにも立派な名前がついていることを知りまた、その由来がとても奥深く日本人の感覚に驚嘆したことが思い出されます。ゆっくりと深まる秋を感じたいのですが秋祭りのピークがァァァァァ・・・・・。